ご注意下さい!

こんばんは!店長の山口です。

朝晩はまだまだ寒いですね~
今日は、気温の低い冬ならではの出来事を・・・
DSCN7881.jpg
すごいタイヤの傷でしょ。

これは、コーナリングで「ザクザク」になったものではありません。
普通のカーブを、普通に曲がろうとした時に、タイヤが空回りして付いた傷です。

今のように、気温の低いときによくあること(主にリヤタイヤ)ですので、ご説明しますね。

このような現象は、車重が軽くてパワーがあり、タイヤの幅が広いモデルでよく起こります。
(CBR1000RRや、CBR600RRやホーネット250など)

気温が低いため、タイヤもかなり温度が下がります。
タイヤはゴムの一種で出来ている為、温度が下がると路面への食い付きが悪くなります。
(極端に言うと、プラスチックのような状態)

そのような状態でも重量のあるバイクだと、その重さでタイヤ表面を路面に押し付ける力がありますので、ここまでスリップすることが少ないのですが、車重の軽いバイクだと重さだけではタイヤ表面を押し付ける力が不足するのです。

また、タイヤの幅が広いバイクの場合、路面に接触する面積も広いので、接触面積の狭いタイヤ幅のバイクに比べ、車重が同じぐらいの場合、同一面積に掛かる荷重(力)が低くなりますので、物理的に余計にスリップしやすくなります。

まるで、氷の上を走っているかのような状態になりますので、
訳も解らないうちに「転倒・・・!」となってしまうことが大半・・・

タイヤが温まっていないので、路面に食い付いてくれないのです・・・
パワーのあるリッタースーパースポーツでは、アクセルが開いていなくても空転します。


このような現象が発生するパターンのほとんどが、
                走り始めた最初のカーブです。

今の季節、朝晩も関係なく、走り始めの第一コーナーは要注意です。

また、しばらく走ってからの休憩のあとも、要注意!
しばらく走って温まっているだろうと思っていても、結構タイヤは外気にさらされている間に冷えてしまいます。
(特にハイグリップタイヤは、この差が大きいです。)

昔、私がレースの真似事をしている頃、冬のサーキットでの練習で一本目を30分間ガンガンにコースを走り回り、次の走行までの約40分のインターバルの後の2本目、「もう充分タイヤは温まっているだろう・・・」と、1週目から全力で走ろうと意気込んでコースインした「第一コーナー」で、同じ現象で転倒したことがあります。


では、どうすれば良いのでしょうか?

原因は、タイヤが温まっていないことですので、温めてあげれば良いのですが、出発してすぐのカーブなんかでは当然温まりようがありません。
これはもう、「いつものようなスピードとバンク角で曲がらない!」しか、ありません。
そう、まるで砂の浮いている路面を走るようなイメージで・・・

で、まっすぐ走れる場所に出たら、前方、後方の安全を充分に確認して加速ブレーキングを何度か繰り返します。
こうすることで、タイヤ全体を押しつぶしてあげることになり、早くタイヤが温まります。

くれぐれも、追突したり、されたりしないよう、安全確認を充分に


間違っても、レースなどでよくやってるように、右に左に切り替えしてタイヤの端まで暖めようなんて思わないで下さい。
コケますよ・・・

そこまでしなくても、普通に走る分には充分温まります。


皆さん、気をつけて!








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Comment

No:12|Re: ま~やんさん
あけましておめでとうございます!
コメントありがとうございます。
FC2ブログへの引越し、お疲れ様でした!

おおっ!コーナリングの魔力に取り付かれかけてますね~
誰かと競争するのではなく、自分の中で安全マージンをとったスピードで、少しずつ上達していくのを感じるとやみつきになりますよ~v-290

「R」がついた、ちっちゃいマシン導入のご相談、お待ちしております~!v-10
No:11|
遅ればせながら明けましておめでとうございます
勉強になります!
最近曲がるのが少しばかり楽しくくなり始めましたw
よく固まってびくびくしてますがw

小さめのrの付くバイクに妄想膨らみそうな1年になりそうですw
CBR125とか250とかいいですね~
No:10|Re: タイトルなし
お怪我が軽くてなによりです。
毎年、この季節に被害者が出ていますので、お仲間にもお知らせ、注意喚起して頂くと幸いです。
バイクショップとしても、あまりこのような修理はツライんですよね~
「第一コーナー」は、要注意です。
No:9|
こけました!

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