CBR1000RR-SP オイル漏れ修理

こんばんは!

ホンダパルスウイングです。


先日納めさせて頂いたばかりの、


2017_0930 (109)
CBR1000RR SP


日曜日にご来店頂いて、カウルのいつも同じ場所がオイルで少し汚れるんだけど、大丈夫かな・・・?
と、ご相談を頂きました。


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なるほど・・・
せっかくガラスコーティングもしてるのに、これはイヤですね


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下から覗き込んでみます。

オイル溜まりがありますね・・・


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カウルを取り外して、さらに検索。

オイルが漏れる
というほどの量では無いですが、オイルが滲む部分があり、それが少しずつ溜まっていって流れてくるようです。


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オイルが出てきている個所は、どうもエンジンクランクケースとクラッチカバーの合わせ面と診断。


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クラッチカバーを取り外してみます。


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エンジンケースとクラッチカバーの合わせ面は、液体パッキンでオイルの流出を防ぐタイプ。
今はこのタイプが一般的になっています。
昔はここにガスケットが挟み込まれるタイプが普通でしたが、製造精度の向上により無くなっていく傾向です。

精度が上がった分、部品の個体差や組み立て時の相性などでの、微妙な誤差の誤魔化しが効かない傾向でもありますね・・・

今回の症状もそんなことが原因のひとつだと思われます。


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合わせ面に残っている液体パッキンを取り除きながら、それぞれの接合部分のチェックをしていきます。

この作業、地味に時間喰いますが、ここが大切なパートですのでしっかりと


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合わせ面のチェックと修正をしていて思うのが、ここの部分の最終仕上げも機械作業で完了しているのかな・・・?
ということ。
この車両に限らず、最近の機種の多くは合わせ面が大げさに言うと凸凹してます・・・
凸凹といっても、ミクロン単位でのことですけどね。

一昔の車両にはあんまり無かった凸凹。
部品の最終仕上げに、人の手が入っていたような印象の仕上げだったのですが、ここ最近は機械でフィニッシュ?

レーシングマシンなどは、こういった部分の最終仕上げを手作業で行い、極端な話、液体パッキンを塗布しなくても漏れてこないぐらいの精度で仕上げるつもりで作業にあたるそうですよ。


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私もレーシングマシンのつもりで作業
合わせ面のそれぞれを手作業で修正してあげて、液体パッキンを極力薄く均等に載せていきます。


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ふう
よし、準備OK

過去にこの作業をさせて頂いて、また漏れてきたってことは無いのですが、毎回再発は絶対にさせたくない気持ちが働くので緊張しますね


残念な新車初期トラブルですが、こういった場合でもメーカーに相談の上、当店にて最善の方法で対処させて頂きます。

今回は初回点検を受けて頂く前の事例ですが、初回点検ではこういった初期トラブルの予兆もチェックしていますので、ご購入後の初回点検は必ず受検して頂きますよう、お願致します





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