1988年モデル ハチハチNSR250R 修理の続き

こんばんは!

店長の山口です。


少~し・・・
お時間かかっちゃった

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1988年式 NSR250R
通称、ハチハチNSR!

直りました・・・



以前の記事はコチラ↓
当ブログ7月の記事 1988年モデル NSR250Rの修理



10年間、ある故障が原因で乗らなくなってしまったNSR250R。
放置状態からの復活整備のあと、乗らなくなってしまった故障の再現と、その原因の診断進めていました。


新車の時と同じとは言わないものの、調子はほど良いハチハチ君。

復活修理後に気になるところといえば、メインスイッチをONにしても、たまに電源が入らないことがありました。
それでも何度かスイッチをON/OFF操作すると、ケロッと直っちゃうという・・・

当然スイッチ類の接触不良等が考えられるのですが、明確な不具合箇所の特定には至らず。


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時間のある度に試乗を繰り返していると、ヘッドライトを点灯しているときに、「フッと」電源が落ちてしまうことがあることを発見。
(この年式のバイクにはヘッドライトのON/OFFスイッチが装備されています。)


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症状が出ていないと故障個所を特定しにくいので、お店を閉めてからの夜間にロング試乗をしてみたり。

た、楽しい・・・♪


そんな感じで長時間試乗していると、なんの前触れも無く電源が落ちてエンジンストップ・・・
電気が全く車体に流れていない感じの状態に

でも・・・
ちょっと待ってスイッチをONにすると、何事も無かったように復活!?


・・・なんなんだ~???Σ( ̄。 ̄ノ)ノ


症状が発生している状態での診断が難しいため、可能性のあるところを潰していきます。


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メインスイッチやハンドルスイッチなど、配線カプラの接触不良や。


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レギュレートレクチファイヤなどを点検。

また、なんとか症状発生している瞬間を待ち、メインハーネスに接続されている様々なブラックボックス的な電子機器を順に取り外してみて、症状の変化があるかも診てみます。

・・・が、あまりにも診断チャンスが少ない



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NSRのレギュレーターは、ヘッドライトON時とOFF時での制御電圧を変えるタイプになっています。

測定数値は正常の範囲内でしたが、なんだか怪しい・・・
なので、お店にストックであった新品レギュレーター(旧レブル250用)を流用。
NSR用はもう手に入りませんしね・・・

オーナーさんは常時ヘッドライトONで走られるので、制御切り替えの必要も無いというのもあります。


しかし、レギュレーターを交換しても、症状に変化なし。。。

この時点で、ヘッドライトを点灯しているときに、停車時でも症状が出やすいという傾向が分かってきたので、


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ヘッドライトリレー回路を作製して、古くなって配線抵抗が大きくなっている車体配線に電気を通さず、電気ロスが少なくなるように改修。


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手っ取り早く、ハイビーム用、ロービーム用の2リレー回路で作製。

診断する為のものでしたが、これはこれでヘッドライトが明るくなってメリットあり
夜間のテストランが快適になりました。
NSRのヘッドライト、ちっちゃいですからね~


しかーし・・・・・

これらの色々な対策を施してみましたが、症状発生の頻度こそ下がったものの、やっぱり突発的に電気が落ちちゃう・・・(T_T)


う~ん・・・どこだ~?




そうこうしているうちに、当店はお盆に向けた超繁忙期へ
2週間ほど、まったくハチハチ君の相手をしてあげれない状況に・・・


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お盆に向けて、どんどん納車されていく他のバイクを見送るハチハチ君の図



やっとバタバタが落ち着いてきた頃、久しぶりにハチハチ君のメインスイッチをONにすると・・・

ん?電源が入らない!


バッテリーあがっちゃった?
いやいや、バッテリーはこの修理を始めたときに新品にしたよ。

もし、あがってたら、それが原因かも・・・
リークか?


バッテリー電圧を測定してみると、

12.3V!

・・・あがって無い。




来た―!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

なんだか分かんないけど、症状固定!


今だ!!☆

診断のチャンスです!


どこかで電圧がグッと落ちちゃうでっかい抵抗があるはず。
テスターで測定していくとっ・・・!


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あっけなく発見・・・

バッテリーからヒューズボックスに入り、メインスイッチ、レギュレーターに電源供給する配線が抵抗大!
配線の被覆を剥がしてみると、黒く焼けていました。

ここの抵抗値は最初の方で測定したんですがね・・・
微妙な値ではあったけど、まさかこことは

電装のトラブル、症状が出ていない時の診断ってハマってしまいますね・・・



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抵抗値の大きい問題の配線を通さないバイパス回路を作製します。

人間と同じですかね。
古くなってくると血管のように電気配線も電気を通しにくくなるの。
あと、他の部分が悪くなって、配線にも影響が出てしまうとか。

今回はレギュレーターの一時的なショートが原因だったかもしれませんね。




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試乗を繰り返しているうちに、オイル漏れが発生してきたフロントフォーク。

ここは10年前にフォークオーバーホールとともに、オイルシールを新品に交換していたのですが、やっぱりね。


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もしかしたら漏ってくるかもな・・・
と予想はしていましたので、実は部品を用意してたりして

乗らずに年数の経ったバイク、動き出したら最初の点検の時には異常の無かったところにトラブルが発生することが良くあります。

復活整備して久しぶりに乗るバイクは、出来たら修理のあとたくさん乗ってあげて下さい。
動かしてあげて、トラブルの芽はなるべく早くに摘んでおくことをお勧めします。


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フロントフォークを分解して、チェック。
10年前にオーバーホールしているので、中はキレイ。
フォークオイルは劣化しちゃってましたが・・・


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オイル漏れの原因はこのオイルシールの劣化でした。
新品のオイルシールに圧入交換。

しばらく置いていたバイクのフォークシール漏れの原因に、フォークインナーチューブ(メッキのパイプ状の部品)の錆びもありますので、インナーチューブの錆び付き防止のために保管時に多少の油分を塗布しておくと良いですよ



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ひゃっほい♪
今度こそ完成の洗車でーす



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このオーソドックスなカラーリングが、今となっては妙にカッコいいですよね

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ロングランの試乗で確認!

は、実はあまりせず・・・


正解の修理だった場合、あからさまに違いが分かりますんでね~


あとは、オーナーさんにたくさん乗ってもらって、コンディションを上げてきましょう♪



















んで、今晩は少々夜なべしてこんなものを。


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Hondaスクーター
のりかえ割!!

10月1日より、また始まります。

今回は前回の「タクト」一択の内容から、

タクトシリーズ
ダンク
ジョルノ


の3機種から、お乗り換え頂く機種が選べるようになりました


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こんな感じのダイレクトメールを、当店のお得意様の中から10年以上バイクをお使い頂いているお客様を中心にお送り致します。


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こんなクーポン券が付いてきますので、どうぞご利用下さいね!



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せっせと、お客様の宛名シールを作成して、発送の準備をしております。


なんせ、キャンペーンの開始が10月1日ですからね!

そして、このDMセットがメーカーから届いたのが今日・・・

さらに、、、
キャンペーン協参の条件が9月30日までのDM発送だそうな。。。(笑)


おいっ!!  o(o・`з・´o)ノ

明日出さないとアカンやん






・・・まあ、なんかあったんでしょうね。

印刷が遅れたとか・・・
連休が続いて段取り崩れまくりとか・・・

あるある~



がんばりまーす(笑)




お乗り換えのご相談、お待ちしております!



では~





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