’05 CBR600RR セミフルパワー化

こんばんはー!
山口です

昨日タイヤの不具合かな?って案件で相談していた某タイヤメーカーさん。

朝一番で、早速担当者さんが来店!

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名刺頂きました~
某?タイヤメーカーさんです。

なんと、お店には新型CBR1000RRに乗って来店!

なんでも、造り手なんだからバイクに乗ろう!と、各メーカーの最新モデルが会社にはあるそうで、積極的に乗るようにってことらしく、社用車なんですって!
今日はホンダのお店に出向くのだから、これやろ~と上司さんに言われて乗ってきたそうな。
うらやましい~

昨日の今日で早速の対応、ありがとうございます

でも、ちょうどその時、私は事故をしたお客様の保険のやり取りをしていて、ずいぶんお待たせしちゃいました・・・

挙句、そのあとすぐに東大阪に出ないといけない予定があって、ほんとご挨拶と案件の内容確認、今後の方向性の確認だけで終わっちゃって

ごめんなさ~い
宜しくお願いしますね



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東大阪へは、ご紹介で購入頂いた中古車PCX125の登録と自賠責保険の手続き、その足で納車をさせて頂く段取りで行ってきました。

写真は東大阪市役所。
ここもキレイで立派な市役所でしたね~


結局、お店には三時のおやつ?の時間に戻ってきたような感じで・・・
あっちも混むね・・・


さて、今日はこれを仕上げないと!

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昨日、下準備をしておいた、2005年モデル CBR600RR

国内仕様モデルをセミフルパワー化します。

この機種には、日本国内向けのモデルと、海外向けのモデルが存在します。
日本国内モデルは、日本の騒音規制や馬力規制などで、最高出力は69馬力になっています。
しかし、本来のこのモデルの姿は、海外向け120馬力前後のものです。

当時の日本独自の妙に厳しい規制のせいで、おとなしくなっています。
乗りやすくなってますよ~って言い訳じみたセールストークを使うしか無かったな~

海外向けモデルも輸入車の扱いで日本に流通して来て、普通に車検を通って公道を走っているっていう、ダブルスタンダード状態を産み出していました。

日本向けに製造するメーカーにだけ科せられる、変な規制でしたね
まじめに日本向け造ってたの、ほぼホンダだけっていうのもね・・・
でも、日本向けに造る方が、お客様には価格を抑えて提供できるし、保証も日本でしっかり受けれるメリットがありました。
輸入車のCBRは輸送コスト、輸入車検査のコストなどが付いて、割高になりますからねぇ・・・

Hondaさん、ガンバッたね~

でも、今からのモデルは、そんなヤヤコシイものは無くなりました

欧州との規制の整合がはかられ、日本向けもフルパワーです

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週末納車予定のこの子もフルパワー

180km/hの速度リミッターのみ、日本仕様に付きます。




さて、そういうことで、当時の国内仕様を輸出仕様と同じにパワーアップさせることは、違法改造にはあたりませんよ~ということを宣言させて頂いて・・・

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まずは、マフラーの交換です。

国内仕様のマフラーを輸出仕様のマフラーに交換するか、騒音規制に合格するリプレイスマフラーを装着します。


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ノーマルマフラー取れました
重いです・・・

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マフラーの遮熱板が飛び出してて、あまりカッコよろしく無い・・・

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横から。
スタッフの山下が若干ジャマ(笑)ですが、遮熱板がイマイチっすね。


なので・・・

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遮熱板を取り外し~
適当にカットラインを入れまして。

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このように整形!

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取り付けてみました。

どうかな?

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マフラーはお客様がオークションで落としてきた、
「モリワキエンジニアリング」製の中古品。

最新モデルと違い、中古車の場合は中古カスタマイズパーツも多く、カスタマイズの情報も出揃っているのもメリットですね。
このセミフルパワー化のブログ記事も、けっこう出尽くしてますもん。

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横から見た写真。
また、山下が写り込みますが、一生懸命作業をしているので、許してやって下さい

遮熱板、目立たなくなったでしょ
フェンダーレスキットを装着する場合は、この処置をお勧めします。

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遮熱板が無くなることで、テールランプにマフラーの熱が直接あたりやすくなります。
SC57型CBR1000RRで同様のカスタマイズをしたときに、テールランプレンズが熱で歪んでしまった・・・という例がありますが、600では今のところ当店では発生していません。
ですが、ここはお客様の自己責任でね


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さて、排気系等のあとは、吸気です。

タンクをめくってエアクリーナーボックスにアクセス。

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どんどん、引っぺがして

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フロントカウル左右から導入されるエアのダクト。
左側が、アルミ板で塞がれています。

右側からしか空気が入って来なくなっています。
そりゃ、パワー出んわ・・・


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手で取れます


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さらに奥へアクセスして、スロットルボディーとご対面。

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スロットルボディーとエンジンとの間にある、インシュレーターを取り外します。

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上の4つが国内仕様のインシュレーター。
アルミの板で半分以上塞がっています。
(画像を見たら、なんか笑ってる口のように見えたので、PC上でいたずらお絵描き

下の4つが輸出仕様のもの。

国内仕様のアルミ板をむしり取ってしまうのも良いですが、残ってしまう溝に残留ガソリンが溜まり、アフターファイヤーの原因になりそうなので、ここは素直に輸出仕様の部品を用意しましょう。

口径が大きくなることで、低回転、低アクセル回度でのレスポンスが良い感じにファジーになってくれるので、私的には街乗りも輸出仕様のこの口径の方が楽に感じましたよ。




ここまでで、パワーの面でのセミフルパワー化は完了です。
フルでは無く、なぜセミなのかというと、エンジンの性格を決めるカムシャフトも国内と輸出で違うのです。
そこまでやると、費用的に気軽にって作業では無くなりますからね。
レースに本気で参加したりで無ければ絶対に必要という感じでも無いですよ。
この作業で、ざっくり90馬力以上は出てるようです。

国内仕様のフン詰まり感は消え去ります



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さて、残るは速度のリミッター。
サーキット走行をするなら、安全のために必須の作業です。

コースにもよりますが、このクラスのバイクでサーキットを走らせると、180km/hなんてただの通過点にすぎません。
走行中、目の前のバイクがリミッターのせいで加速しなくなったら、後続のマシンには目前でブレーキ掛けられたのと同じ状態に・・・

サーキット走行前提なので、速度リミッターを解除します。

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ここの配線加工の詳細は、当ブログでは紹介致しません。

実走行でリミッターが解除されているかなんて、サーキットに持ち込まないと出来ませんから、ここはしっかりテスターで導通を確認しておきましょう。

解除されているだろうと思って走って解除されてなかったら、かなりのガッカリ感と危険におそわれますからね。


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完成です


木曜、テストランが楽しみ~♪


ではでは~



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