カスタムエンジン、ピストン割れるの巻

こんばんは!

明日から世間一般はお盆休みですね。
前半戦はお天気良さそう♪
ツーリングに行かれる方は、安全運転で楽しんで頂きたいですね


本日は朝から緊急引き取りに行ってきました。

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昨日、ご自宅の駐輪場に置いていたバイクが、同じ駐車場の車に接触されて転倒してしまったと・・・

接触させてしまった事故相手さんが保険で対応されるということで、修理もスムーズに進む案件ではあるのですが、あいにく本日はお盆前最終日・・・

今日を逃すと、お盆明けまで保険会社とのお話が何にも進まなくなり、お盆の間バイクに乗れなくなる可能性がありますので、急ぎ行ってきました

今日中に保険会社との打ち合わせを済ませておけば、応急処置で直る損害なら処置してあげて、連休中にツーリングにも使えますからね!
本来なら保険会社の損害鑑定員さんの損害状況の立会いを済ませないとバイクを使えないのですが、なんとか打ち合わせを済ませ、連休中の使用もOKになりました~

やれやれ・・・

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引き取りの道中の国道170号線。
連休までのウイークデー最終日とあって、いつもの3割増し超えで混んでました・・・

そんな中目立ったのが、渋滞の列を右側からゴボウ抜きで前に出ていくバイク(特に原付クラス)・・・

今日も暑いし、さらにバイクにとっては渋滞で灼熱地獄、気持ちは分からないでも無いですが、
止めましょう!

危ないですよ。
それに交通法規のルール違反ですし、自分本位の順番抜かし行為であり、マナー違反とも言えるのではないでしょうか。
恥ずかしい・・・

バイクにとって渋滞をすり抜けたりすることも出来ることはメリットのひとつでもありますが、バイクだから許された権利って訳でもありません。
渋滞のなかをすり抜けて前に出ざるを得ない場合でも、絶対に事故にならない速度の徐行走行、左側からのすり抜け厳守(右からはダメですよ)、それからある意味順番抜かし的行為でもありますので、「ごめんなさいね~」って気持ちをもって、気持ち良く、バイクも車もお互いに危険を感じないレベルで行いましょう

「バイクが好きだ。」
みなさま、是非とも連休中もお願いしますね





さて、今日のブログのネタは、ぶっ飛んでしまった7月のお仕事。
まだまだ7月以前のネタもあるのですが、ひとまず消化していきます(笑)

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スズキ アドレスV125G

通勤快速として当店にて新車を購入して頂き、ちょくちょくカスタマイズも楽しまれながら使って頂いている車両です。

お仕事からの帰りに、突然エンジンが止まって、再始動も出来なくなったと修理のご依頼。

けっこう飛ばされるお客様で、走行距離もそれなりに伸びていますので、エンジンの焼き付きなどの可能性もあったのですが、セルスターター、キックスターターともにスムーズに作動。
スムーズというか、ちょっと軽く作動しすぎで無いかい・・・?

エンジンの圧縮圧力を測定すると、ゼロ・・・
いくらなんでも、ゼロの測定値は出るもんじゃないんですがね~。

いろいろ外から出来ることはやってみましたが、圧縮測定値に変化は無く・・・

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エンジンを下して、現物確認開始です。

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まずは、アドレス125に装備されるデコンプ機構の点検。
エンジン始動時にエンジン圧縮を少しだけ下げて、クランキング速度を上げて始動性能を良くするための機構です。
ここに何らかのトラブルが有れば、エンジン圧縮は上がらないだろうなと想像しましたが、正常。

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続いて、シリンダー、シリンダーヘッドの点検。

この車両は「SP武川」のボアアップキットを使って排気量アップのカスタマイズをしていますので、熱量や負荷はノーマルに比べ大きなものになります。
あまり良くある事では無いですが、念のためそれぞれの歪などを測定点検してみます。
微妙な歪はありましたが原因とは言えないもので、とりあえず歪み修正の面研だけ実施。

*125ccクラスのバイクの排気量アップは、軽二輪車クラスへの変更登録が必要となります。
 当店ではお客様の責任にて変更登録をさせて頂くことをご案内しております。


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カーボンで「まっ黒くろスケ」だったピストンをクリーニングすると、、、

おやっ・・・?

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外してみました。

カーボン(灰)が堆積している状態では分からなかった筋が。
ここで真っ二つに割れていました

ピストン単品にしたら分かる、もうあとちょっとで分割してしまうほどの状態・・・

そりゃ、何をやってもゼロだわ

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新品のピストンを取り寄せると、品番仕様変更されていました。
同様の事例があったのでしょうか?

カスタマイズパーツは、基本的にレース用と同様、こういったケースもメーカーにクレームなどは入れません。
対策されたパーツが出ているだけでも優秀です


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最初、少しだけ疑ったバルブ周りのカーボン堆積による圧縮不良。
犯人では無かったですけど、エンジンを組上げる上でそのまま装着するなんてあり得ませんから、カーボン除去とバルブとバルブシートの擦り合わせをしてあげます。

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どや!

組んでしまったら見えなくなる部分ですが、少しでもカーボンの体積を減らすための作業です。


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直してまだまだ通勤にお使いになるってことですので、駆動系統も点検。

お仕事変わられて、少々今までと使用状況が変わりましたので、ここもかなり消耗して傷みぎみ。

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カスタマイズ内容に合わせて交換パーツをご相談のうえチョイス。
毎日の通勤にお使いですので、なるべく未知のパーツを使用せず、信頼性や入手の容易さを重視して選びました。
おもしろくは無いですけどね


てなことで、カスタムバイクに毎日乗りたいお客様。
何かと手が掛かることが多いものですが、お力になりますよ


ではでは、明日から連休に入られるお客様、バイクライフ楽しんで下さい
当店は明日、明後日と営業しておりますので、お困りのことがありましたら遠慮なく!
緊急対応の要員、店長山口を配置してお待ちしております(笑)






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