メンテナンス色々!

こんばんは!店長の山口です。

今日は本当にバイク日和でしたね~

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朝からお昼間にかけて、雲ひとつ無い青空!

ツーリング行きたい!!


さてさて、この土日は、先日まで居座っていた中古車GL1500の整備が完成し、私の整備リフトが空きましたので、お待ち頂いていた作業と、この日に合わせてバイクをお預け頂いたお客様のバイクを集中的に作業させて頂きました~!


まずは先日ちょっと出てきた、2008年式 カワサキ ZX10Rの診断から。

ZX10R17 (4)
リヤタイヤがオイルまみれでピカピカです・・・

峠道を走行中、突然エンジンオイルが漏れてきたそうで、エンジンから後ろはオイルでベトベト

怖ろしい・・・
よくぞご無事で・・・

当店のお客様より、修理のご紹介で入庫しましたので、初めて整備するバイクでもあります。

早速オイル漏れの箇所の確認。
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エンジンもオイルまみれで特定しずらいのですが、シリンダーヘッドカバーより上側にはオイル汚れが少ないですね・・・

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覗き込んでるだけでは分かりませんので、外装を脱ぎ脱ぎしてもらいます!

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う・・・ん
やたらとゴムカバーで覆われていて、肝心のところが目視出来ません・・・

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スロットルボディーを取外し、ゴムカバーをめくってみると・・・
あらま~
見事にシリンダーヘッドカバーのパッキンが、ベロロ~ン・・・とはみ出してます。

こうなってしまう原因に、エンジンケース内の内圧が異常に上昇するケースが考えられるのですが、原因となりそうな異常は発見できず・・・

聞くとこのバイクのヘッドカバーパッキンは、車検ごとに交換しないとこうなってしまうことがあるそうな・・・

ホンマですか・・・?

ひとまず、部品を手配して、新品のパッキンに交換しつつ、もう少し診断を続けることに。





はい、次は。

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CBR954RR の安心点検です。

この季節になると、夕方はピットの奥まで西日が入り込み、ちょっと作業がやり難くなりますので、いつも休憩時間にしています・・・

安心点検は、通常の1年ごとの点検の間の6か月目でご案内している点検で、1年点検より点検項目が少ない分、受験しやすい点検料金になっているメニューです。

毎日通勤で乗るお客様や、逆にほとんど乗らないお客様のちょっとプロに見ておいて欲しいな・・・と、いったご要望にお応えできる内容となっているようで、最近入庫の多い点検です。

当店の点検料金表です。
ホンダパルスウイング 点検料金のページ


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このCBR954RRは、点検と同時にタイヤ前後、ブレーキパッドの交換も実施。
点検の際は、新品のタイヤ、ブレーキパッドでの試乗をさせて頂き、最初の当たり取りもさせて頂きます。

新品のタイヤは滑りやすく、ブレーキパッドも最初は効かないことが多いですからね。

洗車もバッチリさせて頂きますので、汚れてきたな~って、タイミングで点検に入れて頂くとピカピカにしてお返し致します!




そして・・・

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SP武川の、スズキ アドレスV125用 ハイカムキットとFI CON(インジェクションコントローラー)の取付!

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アドレスV125は、カムシャフト交換は割とやり易く、サクサクと作業を進めます。
ホンダのこの辺の機種ですと、エンジン下ろさないと無理かな・・・?

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FI CONのコントロールユニットはシート下に装着。

簡単にインジェクションの設定を変更できますので、遊べますね~♪

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はい!完成~
試乗してみましたが、回転の伸びは良くなったかな?
今晩納車となりました。


そして、明日は・・・

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先日完成させた、GL1500の検査受験の予定!

ピッカピカに磨いたので、お天気が心配です。
今週はあまり良いお天気では無さそうなので、朝一で検査の予約をしました。

でも、お天気が悪かったらキャンセルですねっ!
次のオーナー様にお渡しするまで、汚すのイヤですから!!


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FORZA Si、GROM、ZOOMER-X、SH mode のリコールのお知らせ

こんにちは!

台風直撃のあと、またさらに朝晩は冷え込んできましたね~

今日は、メーカー(Honda)からリコールの届け出がありましたので、お知らせ致します。



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FORZA Si 燃料ポンプのリコール



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GROM、ZOOMER-X 燃料ポンプ改善対策


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SH mode 燃料ポンプ改善対策

メーカーのリコール情報のページにリンクをしていますので、詳しくはそちらでご確認下さい。

排気量の違いにより、リコールの対応と改善対策になっていますが、基本的には同じ原因での不具合です。
燃料ポンプを対策品に交換します。

作業時間は機種により若干の違いはありますが、概ね1時間~2時間程度の作業時間となります。

当店のお客様には、部品入庫しだい順次お知らせ、作業日程のご相談をさせて頂きます。
ご不便をお掛けして、誠に申し訳ございません。
ご協力をお願い致します。

また、他のお店で購入されたバイクでも、対象車両をお使いのお客様はご相談頂ければ対応させて頂きます。





さて、しばらくピットリフト一基を占領していた、当店中古車GL1500SE・・・

ちょうど大阪に台風が直撃した週末から週明けにかけて、整備が完成しました。

gl15001012 (16)
もともとキレイな車両でしたが、さらに磨いてピカピカにしてやりました!

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特にエンジンの調子が悪かった訳ではないのですが、年式的にキャブレター等のゴム製パッキン類の状態に不安がありますので、分解して確認です。

キャブレター分割
分解して分かったのですが、この車両、ほんとに程度が良かったです。
交換しないといけない状態になってはいませんでしたが、保険的にパッキンセットを交換。

キャブを組み込んで、エンジン同調、パイロットスクリューの調整などでエンジンの調子を上げていきます。
私、この作業が大好きで、一番調子の良いところを見つけた時のうれしさといったら、作業した人間にしか分からない感動ですね!

逆にどうやっても調子が上がらないときは、若干不機嫌だったりもしますが・・・



で・・・
gl15001012 (15)
商談のお話をさせて頂いていたお客様に、ご契約の連絡を頂きました

ありがとうございます!




連休明けから、ようやくピットがひとつ空きましたので、お待ち頂いていた作業のラッシュ

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カワサキ ZX10R
初めて整備するバイクです。
なかなかシャープなデザインのバイクで、戦闘力高そうなデザインですね!

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でも、顔がね・・・
サイドから見たイメージと違うというか。

でも、私、なぜか親近感が湧いてまして。

なんでかな~と、思い出してみると・・・


あっ!
ちょっと前に私のハートを刺激しまくりな、ペットショップで見たあの子~


エキゾチックショートヘアー
似てない・・・すかね?


6月最終日!サクサクと解決?

こんばんは!店長の山口です。

今日で6月も最終日!
私、昔から6月ってあんまり好きじゃないんですよね~
だって、カレンダーに祝日が無いじゃないですか・・・
カレンダーにキレイに並んだ日曜日の赤と、その他平日の黒。
あれって憂鬱になりません?

まあ・・・祝日がお店の定休日と関係の無い今となっては、どうでもいいんでしょうけど・・・

やっぱり、ねぇ~
雰囲気は大事です!


さてさて、その6月もなんとか乗り切れそうな最終日。
なぜかサクサクと仕事が進みました~


hatudennki (1)
ホンダの発電機の修理です。

ホンダ汎用製品の修理、販売もやってますよ!

この発電機、なぜか交流100Vだけ出力されない症状で、修理お預かりとなったのですが・・・
エンジンは快調だし、直流12Vは正常に出力されてるし、もしかしてめっちゃ厄介・・・?

てなことで、バタバタと忙しい週末は作業を保留して今日改めて診断してみたのですが・・・

・・・な~んや

難しく考えすぎでした・・・
原因は恥ずかしくて言えません!

完了!!




それから、こちらは約3週間お預かりしている車両・・・

SV400 (2)
2003年式 スズキ SV400

って言っても、外装、外してますから分かんないですよね

この車両は12カ月点検でお預かりしたのですが、点検の完成検査の際、エンジンがヒートしてくると微妙にエンジンの燃焼がバラついてくるのを確認。
お客様に確認すると、「そう言えば、だんだんとそんな症状が出てきてました~!」とのことでしたので、原因を探しました。

V型2気筒エンジンのフロント側の燃焼が悪くなっているのを確認。
まずはキャブレターかな~?と、いうことで診断していくと、アクセル低開度時の燃料を調整する「パイロットスクリュー」がフロント側だけ調整値が1回転多く開けられているのを発見!

お前か~!

犯人見つけたり~で症状確認してみますが・・・あれ?直って無い・・・
残念!外れです

他店で中古車で購入されたバイクですので、なんかトラップ無いかな?って感じですね・・・
怪しいところを消していきたいので、念のためキャブレターの分解清掃をして同調調整してみました。

エンジンがヒートするまでは、すこぶる快調になってうれしいのですが、症状は消えず・・・


こうなってくると電気か~?
幸い2気筒で、片側が調子悪くなるってことですので、2対ある電装部品をそれぞれ測定して、得られた値の差を確認してみましたが・・・う~ん、ほぼ同じ・・・

スズキのサービスへ連絡して、マニュアルの基準値などデータをもらって確認。
どれも、なんとな~く基準値内っていう中途半端な結果。

なんか、あれもこれも怪しく思えてきます。
かといって、あれもこれも交換~!なんて診断はね・・・最低です。


はい!
一から確認作業のやり直しです!

1回目より、もっと細分化して確認。
測定値だけでは当てにならない部分もありますので、2対あるものも細分化して犯人探しです。

これは無いやろ~!・・・なんて部品も確認作業に入れていきます。





出ました!
これは無いやろ~な奴が犯人・・・

測定値もなんとなく基準値、片方の同一部品との差もほぼ無し・・・
でも車体の中で使用環境が微妙に違うことによって豹変する意地悪なヤツ!

SV400 (4)
念のため、テスト走行!

直りました 犯人確保~

やれやれ・・・


SV400 (5)
オーナー様、お待たせしました!
週末にやっと納車が出来そうです~


こんな感じで、今日はなぜか、サクサクッ と悩んでた作業が完了しました。

ヘビーなカスタマイズや、ちょっと手の込んだ作業を一時お待ち頂いていたお客様!
明日・・・いやっ 

今週の定休日明けより、順次進めてまいりますので、今しばらくお待ち下さいませ!

CB650F/CBR650F サービスキャンペーンのお知らせ!

こんばんは!店長の山口です。

本日も新製品が入荷致しました!

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毎度おなじみ「ホンダ運送」のトラックでやってきたのは!

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CBR650F

はい!当店ではこのカラーリング 「パールグレアホワイト」は2台目です。

この車両、実は1週間ほど当初の入荷から遅れて届いたのですが・・・
おそらく、これが理由かと。



「CB650F/CBR650Fのサービスキャンペーンのお知らせ」 
CBR650FSK.jpg
(HPより抜粋)
スイングアームの取付け構造が不適切なため、ピボットナット締付け時にワッシャー座面とのかじりによりスイングアームの締付け力が不足しているものがあります。そのため、後付け用品のトップボックスを取付けた状態で高速走行を行うと車体が振動するおそれがあります。

(注)記載されている対策対象のフレーム番号の範囲の中になる車両でも、
対策対象外(大丈夫です!)となっている車両もありますので、
詳しくはお問い合わせをお願い致します。


キャンペーン対象の車両にお乗りのお客様は、ご購入販売店、またはお近くのHonda販売店までお問い合わせ下さい。
また、ダイレクトメールなどでも通知が届きますので、お早めに処置をお受け頂けますようお願い致します。




なるほど!
届いた車両を確認すると、ちゃんと対策済みのマーカーペイントがされていました。

最近のHondaは、こういったサービスキャンペーン、改善対策やリコールなどのアクションが早いですね!
販売店としても安心です。





さて、本日届いたこの車両は、来週末オーナー様のもとへお渡しの予定なのですが、いつものようにオプション多数のため早速セットアップ開始です!

ただ、その前に、乗り換えをされる下取りのバイクから流用するオプションの取外し作業が残ってました・・・

本日のバラバラ作業~
T-MAX_barabara (3)
ヤマハ T‐MAX530 からのお乗換えです。

やっぱり、ミッション付きの方がいい!ってことで、Hondaに帰って来て頂きました!
お帰りなさい~!

オプション装着、がんばりまっす

油圧クラッチマスターシリンダーの整備

こんばんは!店長の山口です。

今日は、意外に忘れがち、軽く見がちな 「油圧式クラッチ」の整備について!

中型以上のバイクに採用されることの多い「油圧式クラッチ」。
ワイヤータイプと違い、遊びも自動調整で、システムの油脂切れなどによる作動抵抗の変化が起きにくく、クラッチオイル(ブレーキフルードを使用が多い)さえ車検ごとに交換しておけばと、割とメンテナンスフリーに考えているお客様も多いのではないでしょうか?

今回は、4年ほど乗っていなかったバイクを、簡単なクラッチオイル交換だけを実施したあとに発生したトラブルの事例です。

クラッチオイルの交換後、しばらくお使いになられていたのですが、
だんだんクラッチレバーの遊びが無くなってきて、クラッチがつながるポイントもだんだん遠くなってきたそうです。

そして、最終的にはエンジン回転数が3000回転以上になった時、クラッチが滑り出し前に進んでくれない・・・

まずは、クラッチの状態の確認を・・・

DSCN0814.jpg
今回の患者様は、「2006年式 CBR1000RR」

こんなパワーのあるバイクで、クラッチが滑ると怖ろしいです・・・

分解したクラッチの部品を確認すると、
DSCN0802.jpg
あらら・・・
クラッチプレート(左)は、焦げ茶な虹色に・・・クラッチフェーシング(右)は焼けて炭化しかけ。

交換するしかないですね・・・

DSCN0803.jpg
新品はそれぞれ、こんな質感です。



んで、肝心の滑ってしまった原因は?

DSCN0818.jpg
クラッチレバーを触った瞬間、犯人は分かりました。こいつです!
クラッチマスターシリンダー。
油圧を発生させて、クラッチの作動を担う部品です。

はい!分解してみましょう。

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取り外した 「リザーブタンク」の下にある、穴二つ。
左が簡単に言えば、クラッチオイルを吸う所。
そして、茶色い異物に埋まったもうひとつが、簡単に言えば戻ってくるところ。

つまり、通常レバーを握った分オイルが吸われ、レバーを離したらオイルが戻ってくるのですが、このマスターシリンダーは戻ってくるところが異物で塞がれて、オイルが帰って来ない・・・

ということは、クラッチを切ると、レバーを戻してもエンジン側ではクラッチが切れたままになってるってこと。

厳密には、完全に塞がれているわけではないので、じわじわ戻ってくるのですが、走行中はクラッチを切るごとに悪化する状態。

何回かクラッチレバーを握ったり離したりを繰り返すと、突然正常になったりと、完全に油圧ラインに「異物」があっち行ったり、こっち来たりしてますね・・・


油圧クラッチのオイルには、ブレーキフルードを使用しているバイクが多いですが、皆さんブレーキに比べクラッチは割とメンテナンスを軽く見がちかな・・・?

実はブレーキに比べ、常にエンジン熱にさらされているクラッチの方が、フルードの傷みが早かったりします。

フルードが傷んでくると、色が茶色くなってきて、最終的にはペースト状の異物が発生して、今回のようなトラブルにつながることもあります。


今回は、マスターシリンダーのインナーキットの交換と、油圧ラインの異物を清掃することで改善しましたが、油圧ホース内に頑固にこびり付いた異物がまだ残っていたら、いつ剥がれてきて悪さをするか分からない状態でもあります。
(ホース内は目で普通に確認できないので・・・

対策は、フルードがペースト状になってしまう前に、油圧ラインのフルードをキレイに入れ替えること! です。

目安は、リザーブタンク内のフルードが新品は半透明、使いだすと黄色、そして茶色くなってきたな~ぐらいで交換をお勧めします!



<<注意喚起>>
車検の無い250ccクラスのバイクや原付バイクの油圧ブレーキのフルード交換は、特に忘れがちです!

当店では、点検2年ごとに車検のあるバイクと同様、お勧めしております~!