レブルのリコール作業

こんばんは!

発表されるや少々騒ぎになっているこのリコール。

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レブル250など5車種のリコール

なんと!
エンジン降ろして分解して、ミッションのシャフトを交換しないといけないという案件


不具合の可能性のある場所と内容的に、出来る限り早く対策作業をさせて頂きたいところです。
出来るだけ乗らないで!ってのがメーカーからのアナウンスですしね。


正直、この作業だけに掛かり切りになれれば日帰り作業も可能ではあるのですが、なかなかこの繁忙期にそうも行かないのがどのバイクショップも実情であり・・・

ショップによってリコール作業のためにバイクをお預かりさせて頂く期間も様々のようですが、毎日整備作業が渋滞している当店では少々作業期間を頂いている状況です。


そんな状況でしたので、どうせならと今回はバイクをお預かりしている期間、お客様がご来店頂けるタイミングで作業を進めてみました
オーナーさんも興味津津のようでしたし


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リコール作業のバイクは、「レブル250」

オーナーさんのご来店に合わせて作業を進めて行きます。

さあ!エンジン降ろしますよ~


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通常、エンジンの中の特定の部品に用がある場合、エンジンが車体に搭載されている状態でクラッチなどのパーツを取り外してからエンジンを降ろすことが多いです。

でも、今回はオーナーさんが傍で作業を見学されている状態ですから、ついでにエンジンの仕組みを解説させて頂きながら楽しく作業を進めようかなと

なので、仕組みの解説がしやすいように、エンジンから部品を外さない状態で降ろしちゃいました


ここからは隣で作業を観察していたオーナーさん撮影の画像も交えながら。


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エンジンを整備リフトの上に載せて分解開始


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シリンダーヘッドを取り外し、クラッチカバーを外してクラッチとご対面。

この時にはオーナーさんの他、顔馴染みのお客様も店長のエンジンの仕組み解説付き解体ショー?に参加。
まるで整備学校のセンセになったような気分でした(笑) アハハ・・・


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エンジン左側の発電、点火系統のフライホイール、ジェネレータを取り外し、
(このときもスタータークラッチの仕組みを解説したような・・・)


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シリンダーを抜き去り、ピストン君こんにちは!


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公開エンジン分解ショーのテーブルの様子(笑)


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さて、いよいよエンジンを割りますよ。
(左右分割って意味です。)


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パカッとな!

ここまで分解してやっとミッションギヤに到達。


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メーカーから届いている対策済みのメインシャフト。

こちらにアッセンブリーで交換します。


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リコールの不具合の症状が出ていないか、しっかり洗浄してパーツ単品で状態を確認していきます。

今回のレブルは不具合の形跡は無し
形跡らしきものがある場合は、ここで作業の方向性が大きく変わってしまいますからね。

良かった良かった


ここまでで、エンジン分解見学は終了です。
なぜって・・・?




これから組み込む部品達を洗浄、点検したり、古いガスケットやパッキンを取り除くといった地味な作業が続きます。
きっと見てても退屈ですからね

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翌日、ちゃちゃっ!と組み上げて、完成


オーナーさんが予定されていた週末のツーリングに間に合わせました!




なのに・・・・・


当日は、雨。。。
残念(T_T)


梅雨入りですねぇ



















過去記事っす・・・

5月連休の丹後半島ツーリング。


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当日の朝は、ホンダパルスウイングに集合。

前回の鈴鹿サーキットツーリングに比べてちょっと気温低め?


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集合時に、おっとっと・・・

立ちゴケしちゃったボルドールの応急処置から始まり(笑)


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さあ!出発しましょー


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伊根の舟屋でバイクを並べて記念撮影。

もっと写真映えするところありましたね
次はそっちで


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ヘルメット被ったまま談笑している変な集団(笑)


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マルケスとロッシのケンカが始ったり


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日本海の海沿いを走る快適ルート♪

後ろでは2人、まだガチャガチャやってますが


楽しかったですね~
ちょっと帰りは気温が下がって寒かったですけど


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最後の休憩のパーキングエリアで地熱補給の図(゚∀゚)



梅雨が明けたら暑い夏。
今度は暑さが大変かな?

早朝ツーリングですね
気持ちいいですよ









冷却系統のオーバーホール

こんばんは!

メンテナンス過去記事です。


そろそろ春のバイクシーズンが始まろうとしています。
春から夏、秋へと、今年はどこに走りに行こうかー♪

そんなバイクシーズン中にトラブルが発生して大変な目に遭ったり、いい時に修理でバイクに乗れない・・・(T_T)

なんてことにならないよう、予防修理の案件です。



このメンテナンスは、以前このブログでご紹介させて頂いてからご依頼が増えていて、今日もCB1300SFが冷却系統のメンテナンスで入庫しています。

2018年6月24日の記事↓
夏近し!冷却系統の整備はお済みですか?




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これは去年夏の鈴鹿サーキット走行会の前に、冷却系統のオーバーホールをしたVTR1000SP-2。

真夏のサーキット走行なので、冷却系に大きな負荷が掛かります。
10年以上ノーメンテでしたので、走行会を機にオーバーホールのご依頼。
コース上で冷却水ばら撒いちゃったら大ヒンシュクですからねぇ


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VTR1000SP-2はサイドラジエターなので、冷却系統のオーバーホールとなるとちょっと大変。

しかしお金の掛かったフレームですね!


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ラジエターホースなどを新品交換。
クーリングファンなど、冷却システムのリフレッシュを行います。






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こちらはCBR954RRの逆輸入車。

おそらく17年間、冷却系の大掛かりな整備はされていない感じ。
夏にメンテナンスさせて頂いた時、微妙に冷却水(クーラント)の臭いがしていたので冷却系統のオーバーホールをお勧めしていましたが、寒いこの時期のあまり乗らない期間に入庫して頂きました。


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クーラントの臭いはおそらくタンク下、シリンダー後方にあるサーモスタット辺りからと思われます。


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少々目視がしにくく、手も入りにくいところですので、何かきっかけが無いとノーメンテになりがちな場所に居てます。


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サーモスタットケースを摘出して分解。
ゴム製の部品はもうパキパキのプラスチッキーな状態でした。

サーモスタットやホースなども新品交換しておきます。


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大物のラジエターホースの交換とともに、ウオーターポンプも分解点検。


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ウォーターポンプの中はわりとキレイな状態でしたが、パイプやボルト類の錆びが酷かったですね


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ラジエターホースとポンプ本体との接続部に、クーラントが染み出て固着している跡があります。

ラジエターホースはホースの中間部分に比べて接続部分が傷みやすく、ホースを手でモミモミして柔らかいからOK!
にして油断してはダメです。

こんなんになってますよ。

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パーツをクリーニング、修正して新しいラジエターホースに交換します。

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今回交換となったパーツ達。
これで夏も安心して走りに行けますね


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仕上げにエンジンオイルも交換します。

オイルは当店お勧めのエンジンオイル 
「パノリン」

の!


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新製品!
RACE 5W-50


今までは「RACE」の粘度は10W-50でしたが、よりフリクションロスの少ない5W-50がラインナップに加わりました!

エンジン保護、ノイズ低減もパノリンの良いところですが、エンジンの回転が軽快に上がっていくフィーリングが他の低粘度高性能オイルと比べると普通かな・・・と、感じる部分があったのも事実です。

この5W-50の追加で選択肢が増えました。
10W-50と比べるとエンジンノイズが増えますが、軽快に回転上昇するフィーリングが得られそうです。

もちろん潤滑性能については信頼度の高いブランドですので、お好みでどうぞ!


私のCBR1000RRにはもちろん、5W!

ですね~♪


















21日のツーリング、多くのお客様にお問い合わせを頂いております。
3月21日 春分の日ツーリング

今のところ、仮のご参加表明を頂いているお客様皆さんが出撃OKとなると、総勢20名様を超えそうな感じです♪
ありがとうございます。

楽しみですね~♪♪♪




ですが!。゚(゚´Д`゚)゚。

今のところお天気予報が・・・
よろしく無い!


春のお天気なので、予報は外れるものと信じています!

・・・どうだろ



ギリギリまでお天気予報を見て決行の判断を致しますので、当日ヒマだよ~ってお客様はお声掛け下さいね




ではでは。




スーパーカブ 点検ラッシュ♪

こんにちは!

店長の山口です。


昨年フルモデルチェンジして以来、販売好調の「スーパーカブ」シリーズ。
発売より1年少しが過ぎ、最初の1年(12カ月)点検のご依頼がラッシュを迎えております


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スーパーカブ50の「12カ月点検」

ずっと昔にスクーターは乗ったことがあるけど、ギヤチェンジ操作が必要なスーパーカブは初めて。
という女性のお客様に1年前にご購入頂いたバイクです。

新車納車時に、ご自宅の前でチェンジ操作の練習会をさせて頂いたことが思い出されます。
スクーターに乗っていたご経験がありましたので、わりとすんなり操作できるようになられましたね

通勤にお使いで、約3000kmを1年で走られました。


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この走行距離だと、消耗して交換が必要になる部品ってあまり無いのですが、部品交換をしないといけないところを探すのが点検の役目ではありませんからね。

リヤホイールを取り外し、ブレーキ、駆動系の点検です。


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リヤブレーキシューの当りをチェック。

当り具合が偏っている場合は修正してあげます。
ブレーキ鳴きやブレーキの効き具合、操作感に影響してきます。


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ドライブチェーンのメンテナンス。
スーパーカブはカバーに隠れて普段見えませんので、メンテナンスを怠りがちになる部分。

カバーの中で錆び錆び、伸び伸びになってるケースもあります。
走行していて、伸びたチェーンがカバーの内壁に接触する「ガチャガチャ・・・」音が出だしたら、早急にメンテナンスが必要ですよ


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きっと1年間洗車らしい洗車はされていなかった感じのスーパーカブ君。
点検メニューに含まれる、しっかり洗車で気持ち良さげでしょ♪


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テストラン
乗ってみたら分かりやすいこともあって、微妙なハンドルの曲がりやステップの曲がりを修正してあげます。
左側に倒しちゃった痕跡があったので、その時のかな?

あとスーパーカブは、シフトチェンジのときに自動でクラッチが切れて繋がる仕組みなのですが、このタイミングの微調整もしてあげます。
もっとチェンジ操作が楽しくなるようにね




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お次は年始に納車させて頂いた、「スーパーカブ110 60thアニバーサリー」の初回点検。

最初のエンジンオイル交換と、

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オイルフィルターの交換。

国内生産に戻った新型から、今まで装備されていなかった交換式のオイルフィルターが付きました。
初回のオイル交換時と、以後オイル交換2回~3回に1回のペースで交換が必要になります。

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オイルフィルターがエンジン内部のオイルの汚れを濾過してくれます。

今までのカブには無かったので、ずっとカブを乗り継いでいるお客様にはコスト的に少々不評ではありますが、環境配慮のためエンジンに求められているものも変わってきていますからね~

このお陰でエンジン耐久性能ももっと上がるのでは?

節約のためご自身で交換される場合は、オイルフィルターキャップのOリングを組み込み時に切っちゃわないように注意




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中国製造だった前モデルの24カ月点検。

現行の日本製も構造が変わらないので参考に。


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エンジンノイズが大きめなので、まずは吸排気バルブのバルブタペットクリアランスを測定。

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測定値は吸気側が基準より大きいという判定ですが、念のため一度蓋をして燃焼室カーボンを除去するケミカルを処置し、熟したころにエンジンを始動して堆積しているであろうカーボンを排出します。

エンジンを冷やして測定基準温度に戻し、再度クリアランスを測定すると、バルブに堆積していたカーボンが除去された影響で測定値が変化します。

測定値は逆に基準より小さめとなりました。
基準値にあわせて組上げます。

・・・と、その前に!

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シリンダーヘッドボルトを基準トルクで増し締めしましょう。
(赤○の4つのナット)

距離をそこそこ走ってるカブだと、けっこう増し締め出来ちゃいます。
中で爆発してる訳ですから、シリンダーボルトも伸ばされます。

昔のスーパーカブだとヘッドナットはエンジンの外側にあるので、チョチョイッと増し締めチェックが出来ましたが、現行モデルはシリンダーヘッドカバーの中にあるので何かきっかけが無いとね。


仕上げにエンジンオイルはこいつを使用します。


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パノリン スクーターブレンド

当店で純正オイル以外でお勧めさせて頂いている高性能オイルメーカー「パノリン」の小排気量向け商品です。

スクーターという名前がつくのでカブには使えない印象ですが、スクーター専用と謳われるオイルの多くがJASO規格:MBのところ、このオイルはMAとなっていますので大丈夫
販売のためのペットネームですね。


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この作業をさせて頂いている横では、もう、どこへ向かっているのか分からなくなっているスーパーカブ90(日本製)が鎮座しております。

まだしばらくはお預かりとなりそうな気配ですが、さて、どこに着地できるものやら(笑)



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さて、テスト走行!

見事にエンジンノイズが減少しました

カーボン除去が効いたのか、バルブクリアランス調整なのか、はたまたヘッドナットの増し締めが効いたのかは不明ですが、総合的なメンテナンスと、やっぱりエンジンオイル「パノリン」が効いてる感じがしましたね~♪

お勧めです。




















当店にはお店の隣、コインパーキング側にもショーウインドウがあります。

コインパーキングになっていますので用事が無い人は見ることが無い場所ですが、側溝と店舗の間に細長い土の部分があって冬の間に種まきしておきました。


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最近、こんな感じに色々生えてきましたよ

ホームセンターに用事で行った時、ガーデニングコーナーで花の種を物色。
色々な種類がありましたが、パッケージだけでは私にはどんな花が咲くのか全くイメージが出来ず・・・

とりあえず、
「ミックス」

って書いてある、ごちゃまぜの種が入っているのを購入しました。
背が高いのんセットと、低いのんセットの2種類。

寒い冬に、この細長い土の部分に追加の土を買ってきて投入、せっせと耕して種まき完了♪


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スタートダッシュ賞はこの花。

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さて、なんの花でしょ?
種はミックスってなってたので、いざ咲いても分かりません



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こんなカワイイのも出てきましたが・・・

他にもわんさか葉が生えてきましたよ?

・・・・・



しまった・・・

どれが撒いた種で、どれが雑草なのか・・・


分かりません!(笑)


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まーいーかー!(^∇^)

雑草でも華やかなら抜かないでおこう(笑)


春ですねぇ♪





CBR400RR ちょいと早めに車検整備。

こんにちは。

先月のお仕事、遡り更新記事です。

このまま未掲載ネタを遡ると、最終的には4年ほど前まで遡ることになりそうですが頑張ります(笑)



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NC29型 CBR400RR


車検整備、継続検査でお預かりしたのですが、実はこのCBR400RRの車検期限は4月の末なのです。

4月末の検査期限だと、継続検査を受けれるようになるのが3月末から。
そうなると一番バイクに乗り出したいタイミングで、車検のためバイクが手元に無い期間が出来てしまいます。

ましてやその時期は私達バイクショップも春の繁忙期となり、通常より作業でお預かりしなくてはならない期間が長くなる傾向・・・

そんなことから、一番乗りたい時期に良い状態で乗れるように、2カ月車検を早めて受ける作戦です。
こうすると2年後の車検も、あまり乗れない2月に受けれることにもなりますしね。


しかし・・・
普通、2月はバイクショップも仕事が落ち着いているものなんですが、当店は昨年あたりからどうもおかしくなっておりまして、冬でも他の季節とあまり変わりない状態ですので、お預かり期間は結局長くなっちゃいました。

オーナー様もあまり乗らない期間だから良かったようなものですね・・・



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お預かりの為のご来店時、バイクから微妙にガソリンの匂いがしていたので、微妙なオーバーフローを疑ってキャブレターを点検。

信号待ちなどのアイドリング停車時に、エンジンが止まってしまいそうになるとのことでしたので、その症状の改善もあわせて整備を進めます。


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オーバーフローの原因だったフロートバルブ周辺の整備を済ませたキャブを装着。
同調をとってアイドリングの安定や吹けあがり、ガソリンの匂いなどをチェックして概ねOK



と、思っていたのですが・・・
ずっとアイドリングをさせていると、エンジンが止まってしまいはしないながらも、一瞬アイドリング回転が500rpmほど落ちてしまう現象が出ますよ?

回転が落ちてしまうそのとき、シリンダーヘッド周辺から
「チキチキッ」

という微かな音が出て、アイドリング回転が復帰すると消える。



あ~!なるほど。
たまにあるある~


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4気筒分のイグニッションコイル、プラグキャップを取り外しチェックしましょう。


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これは#1シリンダーのプラグキャップです。


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ちょいと、グニュッと曲げてみます。


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プラグキャップのゴムの一部が裂けて、スパークプラグとの接続部分が露出しています。

この亀裂から本来スパークプラグに供給されるはずの電力が漏れ、スパークプラグを通らずシリンダヘッドにスパークしていたようです。

「チキチキッ」って音はこのスパークの音で、音が出ている瞬間はスパークプラグからの火花が出ていないので、エンジンの燃焼はお休み中。
アイドリング時に3気筒になっていた瞬間があった訳です。

電力が比較的下がってしまうアイドリング時に抵抗体でもあるスパークプラグを通るより、プラグキャップの裂けた隙間を通ってシリンダヘッドのプラグホール内壁にスパークした方が電気君にとっては楽ですからね。

点火系は雷みたいなものです。



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プラグメンテナンスにおいて、通常のマニュアル通りにラジエター側の前からアクセスする手法は、どうしても術野が狭くなりますのでパーツに無理が掛かるケースがあります。

この亀裂は、過去に無理にプラグキャップを狭い中で着脱した際のストレスが原因ですね。
古いバイクになると、今までの作業時のストレスや経年劣化などでなおさら。

潔く、正面切ってアプローチする方が良いことが多いものです。
整備は「急がば回れ」です。


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プラグをクリーニングして、


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横逃げスパークの原因の亀裂は、このように修復してあげます。
もう逃げれないよ~


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おそらく2年間交換していなかったエンジンオイルは、若干のガソリンオーバーフローの影響もあって、なかなか交換しがいのあるお色に・・・


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車検整備も済ませて、陸運局へ。
2カ月速く受検しますので、自賠責保険料が2か月分安くなります。


車検はお約束のストレート合格




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テストランの日、快晴

キャブレターの清掃と調整もしたこともあり、快調快調

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スパークリークの確認のため、嫌がらせの長期アイドリング放置テスト。
同時に水温を上げて、クーリングファンの作動テストもね。

空が青くて気持ちいいいっすね♪
春が来ましたよ


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最近お気に入りの撮影ポイント。
真っ白なコンクリートがバイクの色を映えさせてくれます(笑)

テストラン完了

お待たせ致しました!
春までに間に合いましたね♪




リード125 改善対策のお知らせ。

こんにちは!

当店でも多くのお客様にお使い頂いている、

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リード125

この機種に、メーカーより改善対策の届出がされました。

ホンダHP リード125の改善対策


改善対策の概要(メーカーリリースより抜粋)

スロットルケーブルにおいて、インナーケーブルの鋳造加工が不適切なため、当該ケーブルのコーティングチューブを傷付けたものがあります。そのため、当該部位から雨水等がスロットルケーブル内部に浸入し、最悪の場合、浸入した水が凍結し、スロットルを操作できずエンジン回転が下がらないおそれがあります。

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当店にて無料で対策を施したスロットルケーブルに交換させて頂きます。

また、今回の改善対策の対象車をお使いのお客様へは、ダイレクトメールでお知らせをさせて頂きます。


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JF45型 リード125のヘッドライトがLEDでは無いモデルで、5年前の製造開始から2年ほどの期間に製造された車両が対象となっています。


スロットル(アクセル)ケーブルに水が浸入し、冬季に水が凍りついてアクセルが戻らなくなる可能性があるということですから、本格的な冬になる前に対策作業をさせて頂きたいと考えております。

ご愛用の皆様には、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、ご来店日時をご予約いただき、点検・修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。





改善対策の作業には、概ね1時間程度のお時間が必要となります。
他の作業や来店のお客様の対応などがある場合がありますので、2~3時間程度バイクをお預かりさせて頂く可能性もございます。
毎日のお使い頂いているお客様の多い機種ですので、作業中の代車のご用意などもしておりますのでご相談下さい。



先日の3連休にも、別件でご来店頂いたお客様2名様に改善対策の届出をお伝えして、さっそく作業をさせて頂きました。

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画像の部品がスロットルケーブルです。

ここから、

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シート下のエンジンのところまで、スロットルケーブルは取り廻されています。


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スロットルボディーまでワイヤーが来ていて、右手のアクセル開閉操作がここに伝わります。


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ハンドルグリップ側のワイヤーを取り外してみました。

この車両のものは水の浸入の形跡は無かったものの、グリス等は傷みぎみでした。
新しい部品になりますので、リセットですね


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スロットルワイヤーの交換では、外装部品を画像のように取り外す必要があります。


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右側ハンドルグリップからライトケース、フロントカバー内を通り、車体フロア下左側からエンジンまで繋がっています。

安全に走行するために重要な部品ですので、着脱の際にしっかり目視点検しながら作業するために、外装は極力取り外して行う方が確実ですからね


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左が古いワイヤー、右が対策された新品のワイヤーです。
外観の違いがほぼありませんので、対策パーツには車体装着状態で外から確認できる位置に識別用のテープが巻いてあります。
このワイヤーは黄色。


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対策品のワイヤーをエンジンまで取り廻して、スロットルの遊びを調整して完了。

どうせなら、交換前より明らかにスロットル操作が軽く感じてもらえるように、関連部品のクリーニングと潤滑もしておきましょう


初めてのこの作業で、所要時間は約1時間ほどでした。
要領を得てくると、もっと短縮できそうな感じですね。

当店では店長の私を含めて、全スタッフが作業可能な状態でスタンバイしています。

ご不便をお掛け致しますが、水が凍る冬が来る前に対策作業のご予約をお願い致します!