リード125 改善対策のお知らせ。

こんにちは!

当店でも多くのお客様にお使い頂いている、

lead12520015 (1)
リード125

この機種に、メーカーより改善対策の届出がされました。

ホンダHP リード125の改善対策


改善対策の概要(メーカーリリースより抜粋)

スロットルケーブルにおいて、インナーケーブルの鋳造加工が不適切なため、当該ケーブルのコーティングチューブを傷付けたものがあります。そのため、当該部位から雨水等がスロットルケーブル内部に浸入し、最悪の場合、浸入した水が凍結し、スロットルを操作できずエンジン回転が下がらないおそれがあります。

LEAD125改善対策 (23)


当店にて無料で対策を施したスロットルケーブルに交換させて頂きます。

また、今回の改善対策の対象車をお使いのお客様へは、ダイレクトメールでお知らせをさせて頂きます。


2017lead201803172.jpg

JF45型 リード125のヘッドライトがLEDでは無いモデルで、5年前の製造開始から2年ほどの期間に製造された車両が対象となっています。


スロットル(アクセル)ケーブルに水が浸入し、冬季に水が凍りついてアクセルが戻らなくなる可能性があるということですから、本格的な冬になる前に対策作業をさせて頂きたいと考えております。

ご愛用の皆様には、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、ご来店日時をご予約いただき、点検・修理(無料)をお受けいただきますようお願い申し上げます。





改善対策の作業には、概ね1時間程度のお時間が必要となります。
他の作業や来店のお客様の対応などがある場合がありますので、2~3時間程度バイクをお預かりさせて頂く可能性もございます。
毎日のお使い頂いているお客様の多い機種ですので、作業中の代車のご用意などもしておりますのでご相談下さい。



先日の3連休にも、別件でご来店頂いたお客様2名様に改善対策の届出をお伝えして、さっそく作業をさせて頂きました。

LEAD125改善対策 (1)


LEAD125改善対策 (4)
画像の部品がスロットルケーブルです。

ここから、

LEAD125改善対策 (7)
シート下のエンジンのところまで、スロットルケーブルは取り廻されています。


LEAD125改善対策 (9)
スロットルボディーまでワイヤーが来ていて、右手のアクセル開閉操作がここに伝わります。


LEAD125改善対策 (16)

LEAD125改善対策 (18)
ハンドルグリップ側のワイヤーを取り外してみました。

この車両のものは水の浸入の形跡は無かったものの、グリス等は傷みぎみでした。
新しい部品になりますので、リセットですね


LEAD125改善対策 (19)
スロットルワイヤーの交換では、外装部品を画像のように取り外す必要があります。


LEAD125改善対策 (12)
右側ハンドルグリップからライトケース、フロントカバー内を通り、車体フロア下左側からエンジンまで繋がっています。

安全に走行するために重要な部品ですので、着脱の際にしっかり目視点検しながら作業するために、外装は極力取り外して行う方が確実ですからね


LEAD125改善対策 (21)
左が古いワイヤー、右が対策された新品のワイヤーです。
外観の違いがほぼありませんので、対策パーツには車体装着状態で外から確認できる位置に識別用のテープが巻いてあります。
このワイヤーは黄色。


LEAD125改善対策 (22)
対策品のワイヤーをエンジンまで取り廻して、スロットルの遊びを調整して完了。

どうせなら、交換前より明らかにスロットル操作が軽く感じてもらえるように、関連部品のクリーニングと潤滑もしておきましょう


初めてのこの作業で、所要時間は約1時間ほどでした。
要領を得てくると、もっと短縮できそうな感じですね。

当店では店長の私を含めて、全スタッフが作業可能な状態でスタンバイしています。

ご不便をお掛け致しますが、水が凍る冬が来る前に対策作業のご予約をお願い致します!










スターターモーターの修理

メンテナンス記事です!

今のバイクなら、どのバイクもほぼ同じ様なものが装着されている、

「スターターモーター」

セルスタート式のバイクに装着されるスターターモーターの構造は、概ねだいたい同じですので修理記事をご紹介しますね。
(PCX、タクトなど、一部このような構造のモーターを装備しないモデルもあります。)


患者様はCB750

ある日の朝、突然エンジンスタート出来なくなったと入電。

カチカチとリレーの作動音はするけど、スターターが動いていないようだと・・・
このような場合、バッテリーが弱ってしまっているケースも多いのですが、このCB750は先日新品のバッテリーを奮発したばかり。



cb750_startingmotor (4)

持ち帰って、セルモーターをハンマーで
「コンコンッ」
と、やさしくノックして衝撃を加えてあげると?


元気にスターターモーターが回りました!
モーターのブラシが軽くコミュテーターに貼り付いていたようです。

一過性の現象のときもありますが、このモーターは長年使っているので分解してみます。


cb750_startingmotor (6)
エンジンからスターターモーターを取り外し、
(CB750はめちゃ取り外しやすい位置にあります。楽チン)


cb750_startingmotor (9)
モーターのブラシ部分を診てみましょう。


cb750_startingmotor (13)
あいや~
いっぱいダストが出てきますよ。

ブラシも減っちゃってます。


cb750_startingmotor (15)
ブラシの当るコミュテーターも焼けて黒々。


cb750_startingmotor (18)
モーターに内蔵される減速ギヤ部も、動作抵抗の多そうな状態に。

オーバーホールしましょう


cb750_startingmotor (21)
中でグルグル回る部分。

コミュテーターと言って、ブラシの当る電気接点の汚れや傷みがモーターの性能を左右します。


cb750_startingmotor (23)
このようにリフレッシュ♪


cb750_startingmotor (26)
長年の使用でのスタート回数に応じて減っていく、ブラシ部分。

ここは新品部品を取り寄せ、交換します。


cb750_startingmotor (25)
新品のブラシも軽く面取りをしてあげて、コミュテーターとの馴染みが出やすくなるようにしておきます。

昔、私が中学生ぐらいのときに流行った電動ラジコンカーで、駆動モーターのチューニングやメンテナンスの真似ごとをしたことが思い出されます。

その時は新品のブラシを組み込んでから、小さな電圧の電池でモーターを数分空回しして、もう一度ばらしてブラシの当りを修正するなんてことやってましたね

今回のスターターモーターには、そこまでやりませんよ



cb750_startingmotor (22)
減速ギヤ部分も洗浄、グリスアップしてあげて回転抵抗を減らしてあげます。

パッキン類なども新品にして組上げ。


cb750_startingmotor (30)
はい、組み上がりましたよ

見た目だけでは、なーんも変わらない感じですが、

修理後の一発目のエンジン始動は、

スタートスイッチ ON!
チュドーン!

てな感じの、修理やった感ありありの回り方をします♪
まあ、何回か使うと普通になるんですがね


バッテリーを新品にしてもスターターの回り方に元気が無いな~と感じる場合は、要メンテナンスですよ








こんばんは!

定休日ですが、ブログ更新です・・・


いやいや、実は、
昨晩から今日のお昼頃まで、発熱にやられておりまして

お陰様で一晩、死人のように活動停止して復活しましたが・・・


昨日の業務開始から身体中節々が痛くて、その前の日にレースメカニックの如くハイスピードで作業をこなしたことによる筋肉痛かと思っていたのですが(笑)

どーも、喉が痛いし・・・(´・_・`)
夕方からは、頭がボ~っと、いつもよりさらにボケてきてしまう有様。

久しぶりにやっちまったかな・・・?
よりによってバイクで遊ぶ予定の定休日前に!


皆さま、聞けばインフルエンザも流行り出しているそうです。
朝晩だけでは無く、日中も日を追うごとに気温が下がってきていますので、暖かくして過ごしましょうね

あと、睡眠が大事です!
ちゃんと寝ましょう!(笑)

・・・お前が言うなって?



せっかくの休みに、身体壊してバイクで遊べないなんて・・・(T_T)

なんのためにガンバってるのか分からないじゃないですかー!



寝よう寝よう♪


おやすみなさい~




キャブレタートラブル その②

前回の記事
「キャブレタートラブル その①」

の続きです。



キャブレタートラブル 次の患者様は、

zr750c_201809 (6)

カワサキ ゼファー750

元々は電装系の修理のご相談を頂いていたところ、お客様ご自身で色々試してみても改善しないということで入庫しました。

8月に、お客様のお宅へ購入頂いた新車のモンキー125♪

を、お届けさせて頂いた際に、ガレージでその症状を診せて頂きました。
確かに電装トラブルっぽい症状・・・


最近はこのゼファーにあまり乗っていないらしく、キャブレターの保護とバッテリーの電圧維持のために、たまに自宅でエンジンだけは掛けているそうです。
そうしていると最近症状が出だしたので、お客様ご自身でイグナイターなどを交換してみたり、点火系のプラグなど基本的なものを点検してみたり・・・

症状としては、一定の回転(例えば4000rpm)を空ぶかしでキープしようとしても、一瞬キルスイッチを押したように回転が落ちて、すぐに復帰するといったことを繰り返すのです。
点火間引きが起きてるような感じです・・・


むむむ・・・?
こりゃ、ちょっとお店に持ち帰ってしっかり診てみないと。

電装系のカスタマイズも多いバイクでしたので、確実に直すために持ち帰ってきました


zr750c_201809 (4)

早速お店で症状の再現を試みるも、

・・・あれ?
症状出ないよ?

よく有る、あれですか?
バイク屋さんに修理で入ると症状出ないってやつ・・・


試しに試乗してみても、全く症状は出ませんでした。

お店に帰って、何度も試しても症状出ず・・・



いや、お客様のお宅で、私は症状を確かに確認しています。

なぜ、出ないんだ?
その時の光景を、よ~く思い出せ・・・

その時との違い・・・




あっ!

サイドスタンドが出てた



お客様のお宅でも、当店でも、症状が出た時と同様に、バイクをメンテナンススタンドで支えて水平状態にしていました。

ただ、当店ではサイドスタンドを格納した状態でテスト。
お客様宅では、その時の光景を思い出すと、サイドスタンドを出したままだったような・・・気が!


早速、サイドスタンドを出した状態で試すと、すぐに症状を再現できました


原因はコレかな?

zr750c_201809 (7)

ニュートラルランプ!


このランプが、症状が出ている瞬間チラチラ減光します。
サイドスタンドを格納しているときは、ランプがチラチラしても症状は出ない。



犯人特定


zr750c_201809 (8)

エンジン側のスプロケットカバーを取り外し、


zr750c_201809 (10)

その中、ドライブスプロケットの下辺りにある、
「ニュートラルスイッチ」
を点検します。

しかし、チェーングリスとチェーンが連れてくる汚れで、どれがスイッチか分からないですね(笑)


zr750c_201809 (11)

洗浄してみました。
細い配線一本が繋がっている部品が、ニュートラルスイッチです。

その下の黒い配線はサイドスタンドのスイッチで、サイドスタンドが出ているか格納されているのかを検知する役目を持っています。


zr750c_201809 (12)

ニュートラルスイッチの故障に、エンジンミッションケースの中でシフトドラムとニュートラルスイッチの接点不良がありますが、今回の場合は車体から出ている配線とニュートラルスイッチの接続部分の接触不良でした。

接続部分をコチョコチョすると、それに連動してランプもチラチラ



さて、なぜエンジン不調の症状が出るのでしょう。

今のバイクのほとんどに、サイドスタンドが出ている状態では走行できない安全装置が付いています。
ギヤがニュートラル以外では、サイドスタンドが出ているときは点火系への電源を切断しエンジンを停止させます。

エンジンの振動で瞬間的にニュートラルスイッチへの配線の差し込み部分に接触不良が起こり、ギヤが入っていると判断されてこの機能が作動してしまう状態でした。

なので、走行中は症状が出ないんですね


緩くなっていたスイッチへの接続部分を修正して、症状は全く出なくなりました



zr750c_201809 (14)

取り外したスプロケットカバーの裏側。
こちらもチェーンオイルやらで、コテコテ・・・


zr750c_201809 (16)

中身をキレイにしたなら、蓋もね!




お客様に報告の際、念のため実際に走っているときに症状が出たことがあるかお伺いしたところ、

そういえば・・・無いな!(笑) と、

あはは・・・
直ってそうね

しばらく乗るチャンスが無く、でもエンジンだけは定期的に掛けておこうとしていたが故に気が付いた故障ですね。



で、このまま直ったから、はいっ!お終い。
ってのもなんなので、

私が試乗させて頂いた際に少し気になった、低速領域から中速へのエンジンフィーリングがあまり楽しくないと感じたことをお話させて頂くと、キャブレターの点検と調整のご依頼も頂きました!♪




お客様のお話では、乗れない時期のキャブレターの保護のために、
ワコーズ フューエルワン

これ↓

IMG00020.jpg

を、燃料の中に入れてるから、キャブは大丈夫でしょ?

とのことでしたが、、、



ガソリンタンクに規定量、ちょろっと入れるだけの簡単ケミカル、フューエルワンの効能は?

IMG00021.jpg


■燃焼室やバルブなどに堆積したカーボンの除去と、燃料系統のワニス、ガム質などを除去!

■上記の除去効果に加え、それをキープする!

■ガソリンの酸化劣化を防止し、ガム質、ワニスの発生を抑制!

■燃料タンク内などの錆びの発生も抑制!



と、確かに乗れない期間の、キャブの保護にも効果がありそう



さて、その効果のほどを、キャブを分解して確認してみましょう。

20180912 (49)

外観はけっこう汚れてます。

この機会にリフレッシュさせましょう


zr750c_201809 (21)

フロートチャンバを外してみると・・・

ありゃっ

底面に劣化ガソリンの残留物が。



zr750c_201809 (20)

ジェット類も変色していました。


zr750c_201809 (26)

取り外して診てみると、ジェット類の穴を詰まらせてしまう程のものでは無かったですが、明らかにガソリン流量はおかしくなってしまう汚れ具合。

これが低速から中速での、エンジン回転のバラツキの原因ですね。


zr750c_201809 (36)

zr750c_201809 (37)

しっかりクリーニングして組上げます♪


IMG14444.jpg

スロー系の調整と同調を合わせて、完成




しかし、、、
フューエルワンを使っていたのに、何故こんなに汚れてるの?

確かにフューエルワンのクリーンアップ効果はかなり優秀です。
車両メーカーであるホンダが自社ケミカルでは無いこの製品を、私達ホンダサービススタッフに使用を進めるくらいですからね

おそらく、洗浄能力が高いが故のトラブルでは無いかな?

フューエルワンの使い方は、ガソリンタンクの中のガソリンに少量混ぜることで、タンクから燃料コック(ポンプ)、ホース類を経て、キャブレターやインジェクター、そして燃焼室へと送り込まれて、ガソリンとともに燃えて無くなります。

燃えて無くなるってところが要点で、エンジンをかける機会が少ない場合、出発点のガソリンタンクから上記の経路の汚れを取り込んだフューエルワンが入ったガソリンが、最終地点のキャブレターにいつまでも居ることに。

さすがに、フューエルワンのキープクリーン効果も歯が立たないのでは・・・?




でも、さすがの洗浄能力ですね。
これを利用すると、いつまでも燃料経路をクリーンに維持できそう。

その①の、当店中古車のキャブレタートラブルでも書いていますが、キャブレターの中に古いガソリンをいつまでも置いておくと、ガソリンの劣化によりガム質が発生してしまいます。


ベストの対策は、フューエルワンを使って燃料経路を常にクリーンに保ち、乗る機会が減るときにキャブレター内のガソリンを排出するとベスト。
ほぼ、ガム質によるトラブルは起きないと思います。

キャブのガソリン排出の方法は機種によって違いがありますので、ご相談下さい。
そんなに難しいものじゃないですよ




でも・・・
バイクに乗れなくなる時って、こういうことに気が回らない忙しいときだったりするんですよね~


ご自身で処置する時間は無ーい!

・・・っていう、お忙しいお客様には、ご連絡下さればサポートさせて頂きますよー




一般的に乗る機会が減ってしまう冬の前に、処置だけしておきましょう
春に大きな出費になったり、調子の悪いバイクに乗るハメになっちゃうよ~








キャブレタートラブル その①

こんにちは!
店長の山口です。


溜まりに溜まっている作業ネタを、これからしばらくは一気に放出していきますよ。



いつもブログの記事にどうかな?

と、思う作業があれば、その都度に写真を撮ったりして貯め込んでいるのですが、けっこう同じ様なパターンや原因、またお客様からのご要望のものがあったりします。


そんな中で、この春から最近にかけてコンスタントに入ってきている作業に、「キャブレターのトラブル」がありましたので、2回に分けてご紹介しますね。




IMG14748.jpg

CB400SuperFour Spec3


しばらく乗らなかったらエンジンが掛からなくなった、ということで入庫しました。

お客様がガンバってエンジンを掛けようとすると、何度かエンジンに火が入ることがあるということでしたが、アイドリングも出来ず、とにかく不調・・・

ご自身で色々診てみて、これは電気系統かな~?
お手上げっ

てことで、ご来店頂きました。


店頭での最初の診断で、これはキャブレターが詰まってしまっているな・・・と判断したのですが、このバイクの整備履歴を見ると、ちょうど1年ほど前にキャブレターのオーバーホールをさせて頂いていました。

お客様に昨年の修理後の使用状況を確認すると、オーバーホール後にツーリングに使われた後、しばらくはちょいちょいお乗りになっていたようですが、冬からはしばらく乗っていない時期があったようです。


以前に修理歴はあるってことですが、症状的にはキャブが怪しい・・・
ひとまず、キャブレターを取り外して現物での確認を行います。

IMG14749.jpg

オーバーホールをした履歴がありますので、ご自身でなんとかエンジンを掛けようとして色々と原因を疑ったとき、キャブレターは想定外だったそうです。

まあ、普通そうですよね。


IMG14752.jpg

キャブレターを取り外して、ガソリンが溜められる「フロートチャンバ」の中を診てみましょう。


IMG14757.jpg

古いガソリンによって少し変色している部分もありますが、古いガソリンで発生する「ガム質」でコテコテになるほどではありません。


IMG14767.jpg

キャブレターの中の構成パーツ、「スロージェット」を取り外してみました。

「スロージェット」は主に、アイドリングからアクセル開度の小さい低速領域で、エンジンに燃料を送る為の通路になります。
少量のガソリンが通るため通路も小さく、異物などで塞がれやすい部分です。


IMG14759.jpg

詰まっていないか確認!
光にかざしてみると、一目瞭然。


IMG14762.jpg

詰まっていない場合は、このように
非常に小さな通路です。

どうやら、しばらく乗っていなかったことで、劣化した残留ガソリンのガム質によって詰まりが発生している状況です。
状態としては初期の段階。

前回のオーバーホールはもっと酷くなっているものを修復するものでしたが、今回も同じ修理になってしまうかも・・・



IMG14768.jpg

どこまで劣化ガソリンが悪さをしているのか分解をしていかないと分からないので、さらにバラしていきます


IMG14769.jpg

むむむ・・・
エンジン回転に応じてメインのガソリン量を調整してくれる、「ジェットニードル」もガム質で侵されていました

前回のオーバーホールの時ほどではありませんが、残念ながらキャブレター内の構成部品を洗浄して、固着したガム質を取り除くためのオーバーホールが必要ですね・・・


IMG14773.jpg

専用の洗浄液を使用して、こびり付いたり、詰まりを発生させているガム質を取り除いていきます。


IMG14776.jpg

一度だけの洗浄では取り除き切れないので、何度も。
少しでも残留ガム質を残すと再発しやすくなりますので、出来る限り部品本来の素材の色合いになるまで!


IMG14778.jpg

ジェット類だけでは無く、キャブレター本体、フロートなども残留物を残さないように洗浄洗浄


IMG14781.jpg

組み上げて!


IMG14783.jpg

4気筒の同調作業と、スロー系統の調整!


IMG14796_201811082254449fb.jpg

そして、完成テストラン


なんとか予定されていたツーリングに間に合いました

また同じ修理をしないといけなくならない様に、今後の対策をお話させて頂きました。
それは次回、その②で。








もう1件のキャブレター修理は、


201809usedcb750se (1)

ご契約を頂いた中古車、
CB750スペシャルエディション


実はこの車両、中古車として入荷した際に必ず実施する品質評価整備の際に、キャブレターをオーバーホールしています。

なのに、ご契約を頂く商談の際、いまいちエンジン不調に・・・
カッコ悪ぅ・・・(T_T)


原因は、これより以前にあった商談のときに、そのとき来店されたお客様の要望でエンジンを始動し、そのまま何も対処せずに展示していたことでした。

当時は当店2階の中古車展示場に置いていたのですが、この夏の酷暑で展示場は非常に高温になっていました。
なんせ当店、1階と2階が吹き抜けのショールームになっていますので、夏は2階に上がるのに勇気がいります(笑)

高温になるとガソリンの気化が早まり、キャブレター内に残されたガソリンは早々に劣化していきます。
展示中燃料コックはオフにしておきますので、減った分だけの新しいガソリンもタンクから供給されず、ガム質の増殖を進める最適の条件となっていました。


こういった場合、本来は燃料コックをオフにして、キャブレター内のガソリンを排出しておくのですが、忘れちゃったみたいですね


だ、誰だ~!!(*`皿´*)ノ


・・・って、私かも

この夏は、めちゃめちゃ忙しかったもんね~ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3



しゃぁない、しゃぁない
納車前にもう一度オーバーホールできるチャンスが来たってことさー!(=∀=)



201809usedcb750se (7)

車体からキャブレターを取り外しました。
オーバーホールしていましたので、外観はめちゃキレイ

ですが・・・


201809usedcb750se (9)

フロートチャンバを外してみると!


201809usedcb750se (12)

あぁ~あ・・・

こってり残留ガム質さんが。


201809usedcb750se (14)

洗浄洗浄っ!


201809usedcb750se (20)

スロージェット!


201809usedcb750se (16)

パイロットスクリュ!


201809usedcb750se (27)

品質評価時のオーバーホールでは良判定で交換しなかったパッキン類。
お元気でしたが、もう新品に変えちゃいます


201809usedcb750se (28)

そして同調調整へ


実はこの後のテスト走行で、乗っててエンジンフィーリングが楽しくない・・・
納得がいかないので、もう一度オーバーホールし直してたりして・・・

一度オーバーホールしていたので、気持ちに油断があったのか洗浄しきれていなかったようでした。
スロー系の通路ひとつに、取り逃がした残留物を発見!


その模様は、
ブログに書くつもりで撮り貯めている「納車整備記事」で紹介させて頂く

・・・かも?です



いかがでしょうか。
残留ガソリンって、厄介ですよね~



次回その②では、まだあるキャブレタートラブル記事とともに、対策も書いてみようと思います。











CB400SS チェーン、スプロケット交換

こんばんは。
店長の山口です


バイクのチェーンとスプロケットの交換記事です。
これ9月の作業・・・


cb400ss_12t_201809 (3)
患者様は、ホンダCB400SS。

12カ月の定期点検で入庫したのですが、この夏に大阪から青森まで、海沿いを時計回りにぐるりと一周走ってこられた学生さんがオーナー様です。

いいねいいね
学生のうちにしか出来ないこと、どんどんやろう!

おっちゃんは応援するよー



実質ノーメンテで走り続けたようで、点検にレギュラーで入れて頂いている車両ですが、さすがに各部が傷んでました。

cb400ss_12t_201809 (5)
ドライブチェーンはこの有様・・・


cb400ss_12t_201809 (6)
チェーンに油分が全く無くなり、リンク部分も固着が始まっています。

こうなってくると、走ってて「ガチャガチャ」とかなり賑やかになるんですが、ずっと乗っているとそれもスタンダードになってしまうんです。
意外と気が付かないお客様も多いですね。

雨の中での走行など、チェーンが傷みやすい走行シチュエーションなんかありますが、
ざっくりと1000km走ったら給油しないといけない、
と思って頂いてちょうど良いかも?


cb400ss_12t_201809 (12)
交換に使用するチェーンは、シルバーメッキが施された強化チェーンに。

点検の見積もり段階では純正のノーマルチェーンでしたが、うまい具合に仕入れ先がセールをやってたので、純正と同じ価格でご提供しました

cb400ss_12t_201809 (13)
もちろん給油は必要ですが、少しメンテをサボってもノーマルよりは長持ちしますからね。



cb400ss_12t_201809 (9)
多くの機種はカバーで隠れて見えない、本来ならチェーンのオイルでベトベトになっていることが多い、前側のドライブスプロケット周り。

完全にドライ状態でカピカピに。


cb400ss_12t_201809 (18)
ドライ状態で延々と回され続けたスプロケット。

歯の部分の偏摩耗が進んでいましたので、前後ともセットで交換します。

この時、スプロケットをエンジンのカウンターシャフト(出力軸)に留める役目をする「フィキシングプレート」も新品に交換しましょう。
「フィキシングプレート」の内側のギザギザも少しずつ摩耗していきます。

繰り返し再利用を続けると、エンジン側のカウンターシャフトの溝(スプライン)にダメージを与えてしまい、最悪の場合、カウンターシャフトの交換となってしまうケースがありますよ。

つまり、エンジン降ろしてミッション分解って事態ですね

バイク用品店などでチェーンとスプロケットを交換する場合、チェーンやスプロケットの在庫商品はあっても機種ごとのフィキシングプレートの在庫が無くて再利用してしまうことが普通になっているようです。



cb400ss_12t_201809 (19)
カバーに隠れて、普段は外から見えないドライブスプロケット周辺。

見えないからと、ここが汚れたまま新品部品を組み込む作業は大嫌いヽ(`ω´*)ノ彡☆
チェーンスライダーも含め、アライグマモードでキレイキレイ(笑)



cb400ss_12t_201809 (15)
後ろ側のドリブンスプロケットも新品になって、超リフレッシュ♪

走りも快適になるよーヽ(≧∀≦)ノ


確認だー


cb400ss_12t_201809 (29)
はい、テスト走行での夕焼け空です♪

秋の夕焼けはステキです。
ついつい、見入ってしまいますね~



2018_1008 (29)
秋ですねぇ















定休日前の今晩は、先週お客様から頂いたツーリングでのお土産をご紹介

いつもいつも、ありがとうございます!



2018_1008 (31)
淡路島、たまねぎせんべい

これ、お気に入りになりました♪
ごちそう様でーす


2018_1008 (33)
宝塚のきなこ餅

お餅にずっしり密度感?って言うのかな?
なんだか高級~♪

美味しゅうございました



2018_1008 (32)
琵琶いち(琵琶湖一周)ツーリングに行かれたお客様から、近江八幡の有名どころのを♪

土日祝日は、買うのも一苦労だったはず。
ありがとうございまーす



そして、、、

2018_1008 (8)
白馬からのお土産(笑)

ハリーポッターが世に出てから、この系列に世間は寛容になりましたね~
昔だったらお母さんに怒られます


2018_1008 (10)

鼻くそか~

おこじょの鼻って、こんなデカイ?



・・・あ、
どうでもいいっすね

頂きまーす!





では~